TikTokショップで成功しやすい業種ランキング
第5位:電子機器・ガジェット系

木嶌
TikTokショップで成功しやすい業種ランキング第5位は電子機器・ガジェット系ですね。結構イメージがつきます。やっぱりガジェット紹介とかもめちゃくちゃ見るので、「こういうガジェットがいいよ」とか、充電器1つとっても「こういうのがいいよ」とか、アンカーさんとかもやりそうですね。これから僕、めちゃくちゃ売れそうな気がします。
スマートフォンの周辺機器とパソコンとカメラなども、その対象になってくるそうです。電子機器・スマート家電も含まれますね。見たことのないような新しい家電とかはどんどん出てくると思うんですけど、そういうものが海外ではめちゃめちゃ売れています。

伊東

木嶌
スマートホームな生活とかやってもいいかもしれないですね。「アレクサ」と言って電気がつく感じとか。こういうのはめちゃくちゃ企画やりたいです!
実際、海外の事例として、シンガポール発のゲーミングモニターの会社がTikTokショップを始めて、売り上げが10倍に増えたというデータが出ています。

伊東

木嶌
10倍ってすごいですね!これで5位でしょう?可能性しか感じないです。ライブコマースが結構メインで入ったらしいです。でもそうですよね。だってゲーム系とかだったら、もうずっと配信とかしながらでも行けるわけですよね。
成功要因としては、高機能製品でも、エンタメとかライブとかを駆使しながら、若年層に響く動画を作るっていうところがポイントですね。

伊東

木嶌
ライブコマースだと特にジャンル特化というか、ゲーム1つとってもRPG好きな人、シューティングゲームが好きな人と幅広く認知を持っていけるということで、すごく面白いですね。動画映えもしやすいジャンルです。
第4位:ホーム用品・生活雑貨
第4位はホーム用品・生活雑貨です。便利グッズとか部屋の家具とかデコレーション商品だったり、日用品とかですね。

伊東

木嶌
僕もインテリア好きなので、やっぱり「こういうのがあったらおしゃれに見えるよ」とか、あと水回りの掃除が大変だなという時に、「こういう便利グッズがあると掃除しやすいよ」って、そういうの見ちゃって、楽天ルームとかで今だと買ったりとかしています。これがもう直接、動画から行けるわけです。
もちろん今までもTikTokはやるべきだったんですけど、さらにそれが売りやすくなったというところで上がっています。代表的な成功事例として、タイの家具・ホームウェアブランドが、ライブ配信で累計の視聴回数6000万回を超えて、TikTok経由の注文が1万5000件ありました。

伊東

木嶌
1万5000件!期間はどのくらいなんですか?
10月から3月なので半年ぐらいで1万5000件、TikTokだけで売れています。SNS上では部屋の模様替え需要に応えるブランドとして認知が急上昇して、新規の顧客を大量獲得できました。

伊東

木嶌
やっぱりこう、部屋に実際に置いたりとか導入して、どういうふうに変わって、どういう影響があるかというのを視覚的に伝えやすいっていうところもありますね。
新しいものとか、便利グッズとかが出やすい業界じゃないですか。見て分かりやすい便利グッズみたいなのがどんどん出てくる業界でもあるので、そういった新規性とかも受けるのかなと思います。

伊東
第3位:食品・飲料業界
続いて第3位は食品・飲料業界です。

伊東

木嶌
飲食とはまた別の、商品ですよね。スポーツドリンクとかでありそうですね。レッドブルとかもやりそうです。
中でもバズりやすいと言われているのが、健康志向の食品またはユニークな食品です。

伊東

木嶌
TikTokで見て「買いたいな」と思ったものはありますか?僕はTikTokで見てはあまりないですね。今のところは若い人の方が多くて。
特に20歳前後の子とかと話してて、「チョコレートマシュマロが流行ってるから買いに来た」りとか、そういう実際に聞いたことがあったので、やっぱりそういうの見ている子たち、女性の方が、もしかしたら飲食とか飲料を買いやすいかもしれません。

伊東

木嶌
飲料はイメージしやすいですね。僕も逆にどちらかって言ったら、プロテインとかもそうだし、エナジードリンクとかもそうだし、ビールとかお酒系も、本質的にはそういったのはイメージしやすいですけど、ご飯系がなんか判定が難しいですね。
ご飯だと賞味期限とかの問題で、なかなかECに向いてないじゃないですか。スナックとかだと、賞味期限はそんなに短くはないし、ある程度話題性もかかりやすいところもあるので、相性もいいのかなと。動画のタイプとしてはレシピ動画、TikTok映えしやすい動画、あとは開封系なども。やっぱりショート動画との相性がいいので、単純にその食品・飲料を訴求しやすいです。

伊東

木嶌
でも確かに音を聞いて「これ何?」「このうまそうなの?」ってなって、そこからも直接買えるわけです。これはイメージしやすいです。コンテンツもいろいろ作れますよね。やっぱり買いたくなります。
成功事例が出ているんですけど、アメリカのプロテインブラウニーブランドが、TikTokでバズって1ヶ月で10万人分を販売しました。売上額が500万ドルで、日本円で約7億円ぐらいになります。

伊東

木嶌
1ヶ月でそれだけ売れたんですね!
社員によるリアルな製造工程の動画とか、企業のストーリー動画で親近感を得て、インフルエンサーもどんどん紹介していったそうです。今回のTikTokショップのアフィリエイト機能で、インフルエンサーも紹介できる仕組みになっています。

伊東

木嶌
そっか、インフルエンサーさんを巻き込んで販売につなげることができる。インフルエンサーがお菓子とかを紹介しやすいじゃないですか。紹介することによって、自分にも報酬が入るってなると、どの業界のインフルエンサーでも案件をお願いできるし、専門家も行けるし、いろんな形で巻き込んでいけますね。
第2位:ファッション・アパレル業界
ランキング第2位は、ファッション・アパレル業界です。

伊東

木嶌
これはライブコマースのイメージですね。女の子が実際に服を着て売ってるイメージです。
ライブコマースといえばそうですよね。実際にこう着たりとか、店員さんが「どうですか?」とかで、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションをとって服の魅力を伝えていく。イメージできますね。

伊東

木嶌
日本でもライブ配信で洋服を実際売ってるところって、インスタライブとかで、インスタショップと連携してそういうので売ってるところもやっぱり見ますので、そのイメージですよね。
ファッションは単純に動画映えしやすいし、インフルエンサーが紹介しやすい。インフルエンサーの独自ブランドとかもどんどん増えてきそうですね。

伊東

木嶌
参入の障壁が本当にどんどん下がっていってるんですね。この競争は熱くなりそうな感じです。
具体例として出るのが、ベトナムのストリートファッションブランドが、TikTokショップ経由で3から5億ドル規模の流通総額を達成しています。日本円で約500億から750億円ぐらいです。

伊東

木嶌
流通ってことだから、やっぱり世界規模で販売してるっていうことですね。TikTokショップも多言語化して、日本国内の需要はもちろんですけど、世界のグローバルな需要も見据えて販売できるっていうところも熱いですよね。ネットショップだけだと、どれだけ英語対応してても、やっぱりその話題性に欠けるところはあるんで、それがTikTokショップで全世界の人が見れる媒体で、そういったことができるっていうのは、グローバル展開しやすいですね。
戦略としては限定クーポンとか送料無料、セールですよね。そのセールをうまく使って、実際、その実店舗系のアパレルでもセールで一気に集客すると思うんですけど、そういったことをオンラインでやる。コンテンツとしてはコーディネートの紹介、アイテムの着回し、また今流行ってる音楽とかミームとかに合わせるっていうのを作っていきながら、ファッションの紹介ができればいいんじゃないかなということです。

伊東
第1位:美容・パーソナルケア業界
第1位は美容・パーソナルケア業界です。

伊東

木嶌
これは納得ですね。もう動画を上げてから数件、この業界の方から「TikTokショップやりたいです」っていう問い合わせがありました。それくらいやっぱり、このビューティー・パーソナルケア業界の方々は、注目している新機能なんじゃないかなというふうに思います。
例えばアメリカのヘアケアブランド「キャンバスビューティー」は、創業者本人がライブ配信して、ブラックフライデーに200万ドルを売りました。日本円で言ったら約3億円ぐらいですね。

伊東

木嶌
社長がライブをして200万ドル!役員会議で報告できないですよね、これ。「社長、この売り上げは何ですか?」って本当の意味でなっちゃいますね。
あとアメリカのデンタルケアブランドで歯ブラシの会社が、毎日10本投稿してUGC(ユーザー生成コンテンツ)活用で30日間に42万セット、売り上げ額としては約33億円分を売りました。

伊東

木嶌
歯磨き粉とか歯ブラシとか、そんなに単価が高くないじゃないですか。でも電動歯ブラシとかだと結構単価が高いと思うんですけど、それがデンタル系で特化しているところでそれだけの売り上げを上げるというのはすごいですね。
面白いなと思ったのが、毎日10本のUGCコンテンツなので、作り込まれた動画じゃなくて、一般の人が作っているような動画っていうのを一日10本作るっていうので、多分誰でも真似できる事例だと思うんですよ。

伊東

木嶌
やっぱりパワーですね。でもそういった作り込む動画と、そういったUGCの動画と違っても、そういった結果が出てるっていうところって、逆に明るいですよね。「売るなら、ちゃんと作らなきゃ」っていう固定概念が崩れて、工夫次第ではどうとでもユーザーに届けられるということです。
あとは昔からそうだと思うんですけど、誰が紹介しているかのところが結構重要視されることで、女性の方とか特に。なので、インフルエンサーとかをうまく活用すれば売れやすい。あと単価も高いですしね。

伊東

木嶌
そうですね。利益率自体は高いです。
割と利益率が高い分、広告宣伝費に予算をかけられるイメージがあるので、結構いろんな美容系のメーカーたちは、もうやらざるを得なくなってくるんじゃないかと思います。

伊東

木嶌
基本的にはTikTokアカウント運用ももちろん大事ですけど、そういったインフルエンサーさんのアフィリエイト系の運用も見据えて予算を編成していただきたいということですね。
まとめ

木嶌
TikTokショップで成功しやすい業種ランキングベスト5ということでお送りしてきました。皆さんで見てくださっている方の業界があればいいんですけど、この他にももちろんいろんな業界で親和性高いところあると思いますので、気になった方はお気軽にご相談いただけたらいいかなというふうに思います。
また今回の業界のトップ5の企画50選を用意しました。どういう動画を作っていいかわからないっていう方もあると思うので、「こういう動画を作ればいいですよ」っていうのを50個ぐらい考えたものを資料にして、無料配布していますので、ぜひご活用ください。

伊東

木嶌
LINE登録してお送りするようにしますので、ぜひふるってご応募ください。今回のTikTokショップに関してのご質問もぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございました。