「相見積もりを取ったら、3社の見積もりが月8万円・25万円・55万円とバラバラで、どれが正しいのかまったくわからない」——これは先日、福岡市内の小売業の方から受けた相談の内容です。
SNS運用代行の費用が見えにくい理由のひとつは、「月額○○万円」という数字の中に何が含まれているのかが会社によって大きく異なるからです。投稿本数・動画制作の有無・広告費の扱い・レポートの範囲……これらが一切そろわない状態で金額だけを比べても、正しい判断はできません。
弊社・合同会社LEAD ONEは福岡を拠点に、TikTok・Instagramリール・YouTubeショートを中心にSNS運用を支援してきました。累計1,600本以上のショート動画制作・25万フォロワー以上の運用実績を持つ中で、「費用の内訳を明確にしない見積もりで痛い目を見た」という話を本当によく聞きます。
この記事では、福岡エリアのSNS運用代行費用の相場を4タイプに整理したうえで、見積もり前に必ず確認すべき費用の落とし穴と発注前チェックリストを実務目線でまとめます。
SNS運用代行の費用を決める3つの要素

「月額いくら?」と聞く前に、費用を構成する3つの軸を理解しておくと、見積もりの比較がしやすくなります。
①プラットフォームの数と種類
1プラットフォーム(Instagram単体など)か、複数プラットフォーム(Instagram+TikTok+Xなど)かで費用は大きく変わります。それぞれに最適化した投稿を作るには、単純に工数が増えるからです。「とりあえず全部やって」という依頼は費用が跳ね上がりやすく、しかも各プラットフォームの成果が中途半端になりやすい。弊社がよく勧めるのは「最初は1〜2つに絞る」という方針です。
②動画(ショート動画)の有無
ここが費用差の最大の原因です。テキスト+画像の投稿のみなら月15万円前後でも対応できますが、縦型ショート動画(TikTok・Instagramリール・YouTubeショート)の撮影・編集・投稿まで含めると、月10本で20万〜40万円規模になることがほとんどです。「動画込みで月15万円」という見積もりが来たら、動画の本数・クオリティを必ず確認してください。
③広告費の有無
SNS運用代行の見積もりには「広告費」が含まれていないケースが多いです。広告費は別途媒体に支払うもので、それに対して代行会社が広告運用手数料(広告費の20〜30%が相場)を上乗せする形が一般的です。「月25万円の見積もり」に広告費が含まれているかどうかで、実際の月次コストが大きく変わります。
福岡エリア SNS運用代行の費用相場(4タイプ別)
上記の3要素をふまえたうえで、福岡エリアで多いプランを4タイプに整理します。
タイプ1:コンサル・アドバイスのみ(月5万〜10万円)
「戦略のアドバイスはほしいが、実際の投稿は社内でやる」という企業向け。月1〜2回のミーティングと月次レポートのフィードバックが主なサービスです。費用は抑えられますが、成果を出すには社内に実行できる担当者が必要です。「コンサルのみ依頼して全然改善しなかった」という話を聞くのは、多くの場合アドバイスを受ける側の実行力が足りていないケースです。
タイプ2:企画+画像投稿管理のスタンダード(月15万〜25万円)
月10〜20本の静止画+キャプションの投稿管理に、企画・ライティング・コメント管理・月次レポートまで含まれるプランです。Instagramのフィード投稿・X(旧Twitter)の文字投稿中心の場合はこのレンジに収まります。ただし「縦型動画なし」前提のため、2026年のInstagramやTikTokでは成果が出にくくなってきているのが実情です。
タイプ3:ショート動画込みのフルサポート(月30万〜50万円)
TikTok・Instagramリール・YouTubeショートなどの縦型動画を月8〜12本制作・投稿するプランです。撮影が現地で発生する場合は交通費・撮影費が別途かかることもあります。弊社への相談の中では、このレンジの依頼が直近1年で最も増えています。ショート動画への需要が高まっているためです。
タイプ4:動画制作+広告運用込みのプレミアム(月50万円〜)
ショート動画の制作・運用に加え、TikTok広告やInstagram広告の運用までカバーする上位プランです。広告費は別途かかるため、月に使う総費用は「運用代行費+広告費」で100万円超になるケースもあります。ある程度の予算があり、SNSを集客の主軸に据える企業向けです。
| タイプ | 月額目安(税別) | 主なサービス内容 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| コンサルのみ | 5万〜10万円 | 戦略立案・改善提案 | 社内に実行担当者がいる |
| 静止画投稿管理 | 15万〜25万円 | 企画・テキスト・投稿 | 画像中心の運用でOK |
| ショート動画込み | 30万〜50万円 | 縦型動画8〜12本+運用 | TikTok・リール強化したい |
| 動画+広告運用 | 50万円〜(広告費別) | 制作〜広告まで一括 | SNSを集客の主軸にしたい |
見積もりで見落としがちな「費用の落とし穴」5つ

ここからが本題です。競合する記事の多くは「相場はこのくらい」で終わっていますが、実際に発注して「こんなはずじゃなかった」と感じる原因のほとんどは、以下の5つの確認漏れです。
①撮影費は含まれているか
ショート動画の「制作」と書いてあっても、撮影が別料金のケースがあります。「編集のみ対応・素材は自社で用意」という会社は少なくなく、月30万円の見積もりでも撮影なしの場合があります。「動画1本の中に撮影・編集・テロップ・BGMがすべて含まれるか」を必ず確認してください。
②広告費と運用手数料の扱いはどうなっているか
「SNS運用代行 月20万円」という見積もりに、広告運用手数料が含まれていることがあります。あるいは逆に「広告費は別途媒体に直接お支払いください」「その上で弊社に運用手数料として15%いただきます」というパターンも。SNS広告を使う予定があるなら、広告費の管理方法と手数料の発生条件を最初に確認しておくと、後から「えっ、そんなにかかるの」とならずに済みます。
③最低契約期間と中途解約の条件
SNS運用代行の契約では「最低6ヶ月」「最低12ヶ月」の縛りを設けている会社が多いです。3ヶ月で成果が出なくても解約できない……という状況になると、費用だけがかさんでいく事態になりかねません。「3ヶ月で成果が出なければ解約可能」「成果報酬型なので実績がなければ費用は発生しない」といった柔軟な契約形態の会社もあります。事前に中途解約のペナルティ内容を書面で確認することを強く勧めます。
④月の投稿本数と1本あたりの品質レベル
「月10本投稿で25万円」という見積もりでも、10本が10秒のリール動画なのか、30秒の本格ショート動画なのかで価値は大きく異なります。弊社が出す見積もりでは「動画1本あたり○秒・企画○本・撮影○時間・テロップ仕様○○」という形で内訳を明記しています。「月何本を誰が・何時間かけて作るか」という視点で比べると、高いか安いかの判断がしやすくなります。
⑤レポートと改善提案のスコープ
月次レポートの内容が「フォロワー数の推移と投稿一覧だけ」という会社があります。これではSNS運用がビジネスに貢献しているかどうかがわかりません。弊社が重要だと思うのは「問い合わせ・売上への導線として機能しているか」というビジネス成果への紐付けです。「レポートにどんな指標が含まれるか」「改善提案は別料金か」を確認すると、受動的なレポーターなのか能動的な改善パートナーなのかが見えてきます。
「安さだけで選んで失敗した」ケースをLEAD ONEの視点で語ると
会社タイプ別の費用感と選び方は福岡のSNS運用代行おすすめ5タイプ比較も参考にしてください。
正直に言うと、弊社への乗り換え相談の中で一番多いのは「月5万〜8万円の格安代行から切り替えたい」というケースです。
よくある話のパターンを書くと、「月3本の投稿で管理費5万円という契約で1年続けたが、フォロワーが50人しか増えなかった」「動画制作が得意と聞いていたが、実際に届いたのはスマホで撮ったような縦撮り動画でテロップなし」……。
格安代行が一律ダメというわけではありませんが、月5〜8万円という価格帯では、実際の工数を逆算すると「フリーランスが副業的に対応している」か「テンプレート投稿を量産している」かのどちらかになることが多いです。アカウントの成長を本気で狙うなら、やはり月15万円以上の予算を確保できるかどうかが現実的な分岐点になります。
「まずは安いところで試してみる」という判断自体は理解できます。ただ、6ヶ月〜1年の最低契約期間が設定されていると、「試してダメなら変えればいい」が効かなくなるのが落とし穴です。試しで始めるなら、最低契約期間が3ヶ月以内・月額10万円以下の条件を探すのが現実的な選択肢です。
SNS運用を福岡で依頼する際の全体的な選び方については、SNS運用代行 福岡の選び方・5タイプ比較もあわせてご覧ください。
LEAD ONEのSNS運用代行費用の考え方
X(旧Twitter)の運用代行費用について詳しく知りたい方はX運用代行 福岡の費用相場と選び方をご覧ください。

弊社の強みはTikTok・Instagramリール・YouTubeショートの縦型動画制作です。費用の組み立て方もこの軸から考えています。
目安として、月8〜10本のショート動画制作+各プラットフォームへの投稿管理+月次改善レポートで、月25万〜40万円の範囲でご提案することが多いです(撮影の有無・プラットフォーム数・動画尺によって変動します)。広告費は別途、媒体に直接お支払いいただく形で、弊社の手数料は発生しません。
福岡エリア限定で「成果報酬型プラン(制作費・運用費0円)」も提供しています。こちらは完全に成果に連動するため、「費用対効果が見えるようになってから本格投資したい」という企業に向いています。
ただし正直に書きます。弊社が得意でないことも伝えておきたいです。X(旧Twitter)やLinkedInを中心にしたテキスト投稿のみの運用は、弊社よりも適した会社があると思います。費用を相談していただく際に「ショート動画に積極的に取り組みたいか」という点を最初に確認させていただくのはそのためです。
InstagramのリールとTikTokを同時に運用したい場合の費用感については、Instagram運用代行 福岡の費用相場と選び方も参考にしてください。TikTok運用代行に絞った費用感はTikTok運用代行の費用相場と内訳をご覧ください。
SNS運用を内製で始めたい場合の進め方は福岡企業のSNS運用入門ガイドをどうぞ。
よくある質問
Q. SNS運用代行の費用に消費税は含まれますか?
会社によって「税別」「税込」の表記が混在しています。見積もりを受け取ったら必ず税込金額を確認してください。月25万円(税別)は実際には月27.5万円(税込)になります。年間にすると33万円の差が生まれるため、予算計画の段階から税込ベースで考えることをお勧めします。
Q. 費用を抑えたい場合、どこを削ればいいですか?
「プラットフォームを絞る」が一番効果的です。3つのSNSを月20本ずつ投稿するよりも、1つのSNSに集中して月12本を丁寧に作る方が成果が出やすく、費用も半分以下になることがあります。動画制作を一時的に隔週にして投稿ペースを下げる方法も、クオリティを落とさずにコストを抑える現実的な選択肢です。
Q. 福岡の会社に頼むと東京の会社より安くなりますか?
一般的には1〜2割ほど安い傾向があります。ただし「安いから福岡」よりも「撮影対応が必要なら地元の方が機動力がある」という理由で選ぶ方が合理的な判断だと思います。テキスト中心の運用でリモート完結できるなら、東京の会社でも価格面では大きな差は出ないことがあります。
Q. SNS運用代行と「インハウス化支援」はどう違いますか?
運用代行は完全に外注する形、インハウス化支援は最初は外注しながら社内に運用ノウハウを移転し、最終的に自社で回せるようにする形です。費用で言うと初期は運用代行と同程度かかりますが、1〜2年後に内製化できれば長期的なコスト削減になります。「ずっと外注費を払い続けたくない」という企業にはインハウス化支援の方が合う場合があります。
Q. SNS運用代行の見積もりを比較するときのポイントは?
「月額○万円」だけで比較せず、含まれる業務の範囲をリスト化して比較することが重要です。特に「撮影費は別か」「広告費は含まれるか」「月の投稿本数」「レポートの頻度」の4点は必ず確認してください。同じ月額20万円でも、含まれる業務量は会社によって大きく異なります。
Q. 成果報酬型のSNS運用代行はありますか?
一部の会社で提供されていますが、福岡では月額固定型が主流です。成果報酬型は「成果の定義」でトラブルになるケースがあり、弊社ではフォロワー数だけを成果指標にすることは推奨していません。エンゲージメント率や問い合わせ数など、事業に直結する指標で評価する仕組みが理想的です。
まとめ
SNS運用代行の費用を正しく判断するためのポイントをまとめます。
- 費用は「動画の有無」「プラットフォーム数」「広告費の扱い」で大きく変わる
- 相場は月5万〜50万円以上と幅広いが、ショート動画込みで現実的な選択肢は月25万〜40万円
- 見積もり前に撮影費・広告費・最低契約期間・投稿本数・レポート内容の5点を確認する
- 「安さだけ」で選ぶと最低契約期間の縛りで身動きが取れなくなるリスクがある
- まず試したいなら「最低契約期間3ヶ月以内・月10万円以下」の条件を探す
弊社LEAD ONEは、TikTok・ショート動画を軸にしたSNS運用代行を福岡・九州を中心に提供しています。「費用感が合うかどうか」「弊社が向いているかどうか」含めて、まず相談ベースでお話しできます。
SNS運用代行の選び方全般を知りたい方はSNS運用代行 福岡の選び方、TikTok運用代行を福岡で依頼したい方はTikTok運用代行 福岡のページもあわせてご覧ください。

