Googleで「動画制作 福岡」と検索すると、ずらっと出てくるのは「おすすめ○○選」の比較記事ばかりです。
でも、正直なところ、その手の記事を読んでも「結局どこに頼めばいいのか」は決められない。なぜかというと、動画制作会社には得意分野がまったく違うタイプがあるのに、それをごちゃ混ぜにして紹介しているからです。
テレビCMを作る会社と、TikTokで伸びる動画を作る会社。これ、まったく別の仕事です。なのに同じ「動画制作会社」としてひとくくりにされている。ここを理解しないまま依頼すると、お金と時間が無駄になります。
弊社LEAD ONEは福岡でショート動画の制作と運用を手がけていて、「前の会社に頼んだら全然ダメだった」という相談をかなりの頻度でいただきます。そういった経験も踏まえて、福岡で動画制作を依頼するときに本当に押さえるべきポイントを書きます。

福岡の動画制作会社は大きく3タイプに分かれる
まず全体像を掴んでおくと、会社選びで迷いにくくなります。福岡で「動画を作ります」と言っている会社は、ざっくり3つのタイプに分けられます。
タイプ1:CM・企業VP系の映像プロダクション
テレビCM、企業紹介映像、ブランディングムービーなどが得意な会社です。福岡にはKOO-KI(空気)やCRAFT5など、テレビ局出身のクリエイターが立ち上げた会社がいくつかあります。
映像としてのクオリティは高い。ただ、1本あたりの制作費が数十万〜数百万円かかることが多く、「SNSで短い動画を量産したい」というニーズには合いにくい。商品プロモーション映像や会社のブランドムービーを「しっかり作りたい」ときの選択肢です。
タイプ2:Web・広告系の制作会社
ウェブ広告用の動画やLP動画、セミナー・イベントの撮影などを中心にやっている会社です。Web制作会社やマーケティング会社が動画部門を持っているパターンも多い。
費用は比較的リーズナブルで、1本20万〜100万円程度のレンジが多い印象です。ただ、SNSの運用ノウハウは持っていない場合がほとんどで、「作って納品して終わり」になりがちです。
タイプ3:SNS・ショート動画特化型
TikTok、Instagram Reels、YouTube ショートなど、縦型ショート動画の制作と運用に特化した会社です。弊社LEAD ONEもこのタイプにあたります。
このタイプの最大の特徴は、「制作」と「運用」がセットになっていること。動画を作るだけでなく、投稿のタイミング、ハッシュタグの選定、アルゴリズムへの対応、データ分析と改善──ここまで一貫して対応します。
制作費だけ見ると1本単位で1本10万円〜、月額運用となると月15万〜30万円程度で、タイプ1ほど高くありません。ただし月額契約が前提になることが多いです。
この3つのどれが正解かは、動画を使う目的によって変わります。重要なのは、自社のニーズとタイプが合っているかを最初に確認することです。
目的別|どのタイプの会社に頼むべきか
「動画を作りたい」と一口に言っても、その背景にある目的はさまざまです。目的に合ったタイプを選ばないと、完成した動画がまったく使えない、ということが実際に起きます。
SNSでの認知拡大・集客 → タイプ3
TikTokやReelsで企業アカウントを伸ばしたい、SNS経由で問い合わせや来店を増やしたいなら、ショート動画特化型の一択です。映像が美しいかどうかよりも、「スマホの画面でスクロールを止められるか」が勝負。
弊社の体感ですが、CM系の会社に依頼してTikTokに投稿しても、再生数が伸びないケースがほとんどです。根本的に求められるスキルセットが違うんです。
企業ブランディング・会社紹介 → タイプ1
採用サイトに載せるブランドムービーや、展示会用の企業紹介映像なら、映像クオリティ重視のプロダクションに依頼するのが適切です。この用途でコストを削ると、安っぽい仕上がりになって逆効果になることもあります。
Web広告・LP用の動画 → タイプ2
リスティング広告やSNS広告のクリエイティブ制作、自社サイトに載せるサービス説明動画であれば、Web・広告系の会社がコスパに優れています。ABテストも回しやすい価格帯です。
採用動画(Z世代向け) → タイプ3
最近増えているのが採用目的での動画制作。特に新卒採用でZ世代にリーチしたいなら、TikTokやReelsで発信するショート動画型の採用コンテンツが効果的です。従来の「社員インタビュー+BGM」というフォーマットでは、Z世代の目に留まりにくい。
弊社でも採用動画の相談が増えていて、「TikTokっぽい軽いノリの社内紹介動画」の需要が特に高いです。
福岡の動画制作にかかる費用相場
「いくらかかるのか」が一番気になるところだと思います。弊社がこれまで受けた相談や見積もり比較の経験から、福岡エリアのリアルな相場感をまとめました。
| 制作タイプ | 1本あたりの目安 | 月額の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| テレビCM・ブランド映像 | 50万〜300万円 | – | 撮影規模で大きく変動 |
| 企業紹介・商品紹介映像 | 20万〜80万円 | – | 尺・ロケ有無で変動 |
| Web広告・LP用動画 | 20万〜100万円 | – | 素材流用なら安くなる |
| ショート動画(企画+編集のみ) | 2万〜4万円 | – | 月5〜10本が一般的 |
| ショート動画(撮影込みフルサポート) | – | 30万〜50万円 | 企画〜分析まで一貫 |
ひとつ注意点があります。東京の制作会社と比べると、福岡は全体的に1〜2割ほど安い傾向です。ただこれは品質が低いということではなく、オフィス賃料や人件費の差が反映されているだけです。むしろ「東京と同水準の品質を、少しリーズナブルに」という意味ではコスパが高いとも言えます。
弊社に相談いただくケースだと、月額20万〜30万円の価格帯でショート動画の企画・制作・投稿・分析までカバーするプランが一番多い。最初は月5〜8本くらいのペースで始めて、成果が見えてきたら本数を増やすという流れが自然です。
制作会社選びで見落としがちな3つのチェックポイント
比較記事によくある「実績が豊富か」「料金は適正か」というアドバイスは当たり前すぎて、あまり参考にならないと感じています。もう少し踏み込んだ、実際に効くチェックポイントを3つ挙げます。
1. 「作った後」の話ができるか
打ち合わせで「どんな動画を作りますか」の話しかしない会社は、要注意です。
「作った動画をどこで、どう使うのか」「KPIは何に設定するのか」「成果が出なかった場合にどう改善するのか」──こういう話ができるかどうかで、その会社が「制作屋」なのか「マーケティングパートナー」なのかが見えてきます。
弊社では初回の打ち合わせで必ず「動画を使って最終的にどうなりたいか」を聞いています。そこが決まっていない状態で制作に入ると、ほぼ確実に後で困ることになるので。
2. 対応スピードと距離感
SNS動画の場合、トレンドの移り変わりが早い。1〜2週間前のネタはもう「古い」ことも珍しくありません。
東京の大手に依頼すると、企画書の承認だけで2週間、撮影のスケジュール調整にさらに1週間……という話も聞きます。福岡の会社であれば物理的な距離が近い分、「今週末に撮影できますか?」という急なお願いにも対応しやすい。
これは地方の会社に依頼する大きなメリットのひとつです。特に飲食店やイベント系の案件では、このスピード感が成果に直結します。
3. 自社のSNSアカウントを見せてもらう
意外と盲点なのがこれ。「動画制作が得意です」と言っている会社自身のSNSアカウントがどうなっているか、チェックしてみてください。
フォロワーが極端に少なかったり、投稿が数ヶ月止まっていたり、動画のクオリティが微妙だったり──自社のSNSすら運用できていない会社に、御社のSNS動画を任せるのはリスクがあります。
弊社は自社アカウントで総フォロワー25万人以上を獲得しています。言葉だけでなく数字で実力を示せるかどうかは、信頼性に大きく関わると思っています。
動画制作の依頼先で迷っている方、あるいは「今の会社でいいのかな」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
福岡・九州の企業様に向けて、目的に合った動画戦略をご提案しています。
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「ショート動画時代」に動画制作会社に求められること
ここからは少し俯瞰した話です。
2023年あたりから、企業の動画活用のトレンドが明らかに変わりました。以前は「年に1本、気合いを入れてブランドムービーを作る」が主流だったのが、「毎週コンスタントにSNS動画を出す」というスタイルにシフトしてきている。
この変化に対応できている制作会社は、福岡でもまだ少ない印象です。
従来の映像プロダクションは「1本を丁寧に作る」ことに長けているけれど、「月に10本を高速で回す」体制を持っている会社はほぼない。一方で、ショート動画特化型の会社は量を回す体制はあるけれど、大型案件の映像品質には手が届かない。
だからこそ、「何の目的で動画を使うのか」を最初にはっきりさせることが大切なんです。目的が決まれば、選ぶべき会社のタイプも自然と絞れます。
福岡で動画制作を依頼する際によくある質問
Q. 初めてでも動画制作を外注できますか?
もちろん可能です。むしろ初めてだからこそ、企画段階から伴走してくれる会社を選んだほうがいい。「自社で動画の方向性を決めてから発注してください」という会社は、初心者には向きません。弊社でも初めてのお客様が多く、ゼロからの戦略設計もお手伝いしています。
Q. 撮影場所は自社に来てもらえますか?
福岡市内はもちろん、北九州・久留米・佐賀など九州エリアであれば出張対応している会社がほとんどです。弊社も福岡県内であれば交通費無料で伺えます。
Q. 契約期間の縛りはありますか?
会社によりますが、月額プランの場合は最低3ヶ月〜6ヶ月の契約を設定しているところが多いです。ショート動画は最低3ヶ月は続けないと成果の判断が難しいため、この期間設定は合理的だと思います。ただ、長期縛りのある会社には注意。成果が出なくても解約できないリスクがあります。
Q. 自分たちで撮影した素材を編集だけしてもらうことは?
対応している会社は多いです。その場合、費用は1本あたり1万〜3万円程度に抑えられます。ただし、撮影の段階で「SNS向けの構図やアングル」を意識していないと、編集でカバーしきれないこともあるので、事前に撮影のガイドラインを共有してもらうといいでしょう。
まとめ
福岡で動画制作を依頼するとき、まず考えるべきは「何のために動画を作るのか」です。
- SNS認知・集客 → ショート動画特化型の会社
- 企業ブランディング → CM・VP系のプロダクション
- Web広告・LP → Web・広告系の制作会社
この軸が定まれば、「○○選」の記事を片っ端から読む必要はなくなります。
費用は目的によって月15万〜300万円と幅が広い。SNS向けのショート動画なら月15万〜30万円が福岡の現実的な相場です。
そしてチェックすべきは、実績の本数よりも「作った後の話ができるか」「スピード感があるか」「自社のSNSで実力を証明できているか」の3つ。
弊社LEAD ONEでは、ショート動画の企画・制作から運用・分析まで一貫してサポートしています。TikTok運用の成功事例や動画戦略のノウハウをまとめた無料資料もありますので、気になる方はぜひご覧ください。

