2025年3月の時点で特に海外で爆発的に流行しているTikTokミームを、いくつかピックアップしてみました。
「最近はミームが少ないのでは?」という話題から、AI技術を使った一風変わった動画や、頭から離れなくなる謎の音源まで、幅広くご紹介します。SNSの運用に生かしたり、友達との話のタネに使ったり、ぜひチェックしてみてください。
1. ミーム大恐慌(Great Meme Depression)
2025年3月頃、TikTokコミュニティで「新しいミームが全然生まれない!」と嘆く風潮があり、それを揶揄する形で始まったのが「ミーム大恐慌」というトレンドです。
1929年の世界大恐慌を引き合いに出しながら、白黒フィルターや古いジャズ音楽を背景に、ミーム不足を嘆く動画を投稿するのが特徴。
歴史的な雰囲気を醸し出しつつ、面白おかしく不満を表現しているところがウケています。
@shlatfish The great meme depression has begun
使用されている音源
決まった音源があるわけではありませんが、1920年代風のジャズや悲壮感のあるナレーションなどを使って、当時の空気感を演出している投稿が多い印象です。
人気の背景
「最近、面白いネタが少なくなったかも…」というユーザーの共通認識が、すでにあったようです。過去に流行ったミームを再利用したり、ネタ切れ感をネタにすることで共感と笑いを同時に呼んでいます。
参考動画
TikTok – @memeshoutenによる「ミーム大恐慌」解説動画
2. Italian Brainrot(AIイタリアン・アニマルズ)
概要
@tjantv Italian Brainrot Tierlist | IG: tjantv | #tierlist #brainrot #italianbrainrot #bombardirocrocodilo ♬ 不気味で静か、怖い雰囲気のピアノの曲 – スキットルガールサウンド
動物や物体に人間の足を合成したようなAI生成の画像や動画に、イタリア語のテキスト読み上げ音声をかぶせるという、なかなかシュールなミームです。
サメにスニーカーを履かせて「Tralalero Tralala」と言わせたり、飛行機にワニの顔をつけて「Bombardiro Crocodilo」と読ませたりと、とにかく奇抜なキャラクターが次々と生み出されています。
使用されている音源
特徴的なのはイタリア語のテキスト読み上げ音声で、韻を踏んだフレーズを繰り返し流すのがポイント。
高めの声で無意味な単語を読み上げることで、不思議な中毒性を生み出しています。
人気の背景
2025年1月頃から徐々に火がつきはじめ、そのカオスさと中毒性で一気に広まりました。新キャラクターがどんどん追加され、他言語バージョンも続々登場。
見る人の頭が「やられる(brainrot)」ような不思議な感覚を呼ぶのが人気の理由です。
参考動画
3. Oh pwincess ミーム
概要
「Oh pwincess…」と舌足らずな声でささやく男性の動画をきっかけに広まったミームです。VRゴーグルとフェドラ帽をかぶった男性が、ベッドで「お姫様、どこにいるの?」と甘ったるく呼びかけるシーンが最初のネタ。
現在は恋愛だけでなく、ペットや食べ物など、あらゆる対象を「Oh pwincess」と呼ぶ派生動画が増えています。
@bofem Where are you pwincess
使用されている音源
元動画の音声クリップがそのまま多用されており、「Oh pwincess… You can run but you can’t hide」が代表的なフレーズ。
投稿者は@bofemというTikTokユーザーで、その囁き声が妙に耳に残ると評判です。
人気の背景
最初は真面目なのかギャグなのか分からない絶妙なラインで、一気にバズりました。恥ずかしいセリフを全力でやっている感じが逆に面白いと受け止められ、多くのユーザーが同じ音源を使って「こんなふうに○○を探してます」といったジョークを投稿。
自虐とコメディを融合させたアレンジが人気の理由でしょう。
4. Goblin Laugh(ゴブリンの笑い)
概要
邪悪な笑い声を上げる「ゴブリン」をAI画像などで表現し、その笑い声の音源を組み合わせたコミカルなミームです。
いたずらしたくなるような瞬間をテキストで示し、その場面をゴブリンのクスクス笑いで表現する動画が多く見られます。
たとえば「友達の秘密をついうっかり話してしまった時」など、人間の小悪魔的な一面を面白おかしく表現しているのが特徴。
@lost_staring_minion Hehehehhe #fyp #goblinlaugh #goblin ♬ orijinal ses –
使用されている音源
トルコのテレビドラマ『Arka Sokaklar』で俳優のシェフケット・チョルフ(Şevket Çoruh)が披露した、高笑いのような独特の声が元ネタ。
TikTokでこの音源が見つかってから、一気にミーム化しました。
人気の背景
「いたずらしている自分」を手軽に面白おかしく表現できる共感性が大きいようです。
AI生成の画像に笑い声とテキストを載せるだけというシンプルさも、いろいろなコミュニティに広がりやすい要因になっています。
まとめ
今回取り上げた4つのミームは、TikTokならではの共感性やシュールさ、そして制作が比較的簡単な点が魅力です。
特にAI技術を活用した「Italian Brainrot」や「Goblin Laugh」などは、斬新なビジュアルと音声の組み合わせが特徴的。
その後の日本のSNSでも話題になる可能性があるので、いち早くチェックしておくとトレンドの先取りに役立ちます。
【参考動画URLまとめ】
ミーム大恐慌(Great Meme Depression)
https://www.tiktok.com/@memeshouten/video/7485095326731324679Italian Brainrot(AIイタリアン・アニマルズ)
https://www.tiktok.com/@tjantv/video/7481648393283030294Oh pwincess ミーム
https://www.tiktok.com/@bofem/video/7384226986425634064Goblin Laugh(ゴブリンの笑い)
https://www.tiktok.com/tag/goblinlaughmeme