「TikTok Shopで売れてる商品って、どうやって調べたらいいんですか?」
最近、こういった相談をいただくことが増えました。2025年に日本でもTikTok Shopが本格スタートして以来、ECの新しい販路として注目している事業者の方が本当に多い。ただ、いざ参入しようとすると「何が売れているのか」「どのクリエイターに依頼すればいいのか」といった情報が見えにくいんですよね。
弊社(LEAD ONE)でもTikTok Shop関連の支援を行う中で、データ分析の要として日常的に使っているのがKalodata(カロデータ)というツールです。
LEAD ONEはKalodataの国内正規代理店でもあるので、実務で触ってきた経験をもとに、登録方法から実際の使い方まで一通りお伝えしたいと思います。
Kalodata(カロデータ)とは?TikTok Shop特化のデータ分析ツール
Kalodataは、TikTok Shopに特化したデータ分析・インサイトプラットフォームです。「どの商品が売れているか」「どのショップが伸びているか」「どのクリエイターが売上に貢献しているか」——こうした情報を、数値ベースで確認できます。
扱っているデータの規模がかなり大きいのが特徴です。
- 商品データ:2億件以上
- クリエイターデータ:2.5億人以上
- 動画・ライブ配信データ:4億件以上
- 分析可能期間:最大1,000日分
開発チームにはByteDance(TikTok運営元)やAlibaba出身のメンバーがいて、TikTokのEC領域に対する理解が深い印象です。2025年には日本語版もリリースされ、以前と比べて格段に使いやすくなりました。

ログイン後のトップ画面はこんな感じです。日本語UIで、人気商品・競合リスト・クリエイター・ブランディング・人気動画・人気ライブといった主要機能にすぐアクセスできます。
Kalodataの登録方法【無料トライアルで7日間試せる】
登録自体は3分もあれば完了します。手順はシンプルです。
ステップ1:アカウントを作成する
Kalodata公式サイトにアクセスして、「登録」ボタンをクリック。Googleアカウントでのログインにも対応しているので、メールアドレスとパスワードを別途設定する手間がありません。
ステップ2:無料トライアルを開始する
登録すると7日間の無料トライアルが自動で始まります。クレジットカード登録なしで試せるので、気軽に触ってみてください。トライアル中はほぼすべての機能にアクセスできます。
ステップ3:国とカテゴリーを設定する
ダッシュボードに入ったら、分析対象の国を「日本」に設定します。これで日本のTikTok Shopに絞ったデータが表示されるようになります。
ちなみに、有料プランに切り替える際はプロモコードが使えます。「TT134」を入力すると割引が適用されるので、ぜひ活用してください。LEAD ONEはKalodataの国内正規代理店なので、導入でお困りのことがあればサポートも可能です。
Kalodataの主要機能6つを画面つきで解説
Kalodataには大きく分けて6つの分析機能があります。弊社が日常的に使っている順に紹介します。
1. 商品分析 — 売れ筋商品を見つける

「商品」タブでは、TikTok Shop上で売れている商品をランキング形式で確認できます。売上高、販売件数、成長率、平均販売価格、コミッション率まで一覧で見られるのが便利です。
左側のフィルターが特に重宝します。期間やカテゴリーで絞り込めるのはもちろん、「売上金額フィルター」「販売件数」「売上高成長率」など、かなり細かい条件設定が可能です。
弊社が商品リサーチで最初にやるのは、「7日以内に掲載開始」のタブを選んで新着の売れ筋を確認すること。ここで伸びている商品を早い段階で見つけられると、クライアントへの提案にも説得力が出ます。
正直なところ、最初は商品数が多すぎてフィルターをうまく使いこなせませんでした。「売上高成長率」で絞るようになってからは、伸び始めの商品を効率的にピックアップできるようになった感覚があります。
2. ショップ分析 — 競合の動きを把握する

「ショップ」タブでは、TikTok Shop上のショップをランキングで見られます。売上高、成長率、販売件数、平均販売価格が一目でわかります。
ショップ名をクリックすると、さらに詳細な分析画面に入れます。そのショップがどんな商品を扱っているのか、販売チャネル別(動画経由・ライブ経由・ショッピングモール経由)のシェアがどうなっているのか、起用しているクリエイターは誰か——といった情報まで把握できるのは、競合分析ではかなり助かります。
「人気直営ショップ」「人気ブランドショップ」「急上昇ランキング」とタブが分かれているので、目的に合わせて使い分けてみてください。
3. クリエイター分析 — “売れる”インフルエンサーを見極める

ここが個人的に一番使う機能かもしれません。「クリエイター」タブでは、TikTok Shopで商品を販売しているクリエイターの実績がランキング形式で並びます。
フォロワー数だけでなく、実際の売上高やコンテンツの視聴数、売上トレンドの推移まで見られます。フォロワーが多くても売上に繋がっていないクリエイターもいれば、フォロワー1万人台で数千万円の売上を出しているクリエイターもいる。そういった実態をデータで確認できるのがKalodataの強みです。
クリエイターの連絡先情報(メール、各種SNSアカウント)も確認でき、コンタクトに必要な情報がまとまっています。ただしこの機能はプロフェッショナルプラン以上で利用可能です。
弊社のクライアント支援でも、「このカテゴリーで実際に売上が出ているクリエイターは誰か?」をKalodataで調べてからアプローチするようにしています。感覚ではなくデータで選ぶようになってから、クリエイターマッチングの精度はかなり上がったと感じています。
4. 動画・広告分析 — ヒット動画の構成を解析する

「動画&広告」タブでは、売上に直結している動画コンテンツを分析できます。広告トラフィックの割合、広告のROAS(広告費対効果)、広告消費額といった指標でフィルタリングできるので、広告出稿の参考にもなります。
たとえば、競合のヒット動画を見つけて「なぜこの動画は売れているのか?」を構成レベルで分析する——といった使い方が実務では多いです。尺、見せ方、冒頭のフック。こうした要素をデータで裏付けながら、自社の動画制作に反映させるわけです。
5. ライブ配信分析 — リアルタイムの売上データを追う
ライブコマースの分析もKalodataの得意領域です。視聴者数の推移、離脱率、購入が発生したタイミングなどを確認できます。
ライブ配信は日本のTikTok Shopではまだ発展途上という印象ですが、海外市場(特にアメリカや東南アジア)のデータを見ると、今後日本でも伸びてくる可能性は十分あります。
先行事例を海外データで研究しておくのは、いい準備になるはずです。
6. カテゴリー分析 — 市場の全体像をつかむ

「カテゴリー」タブでは、商品カテゴリーごとの市場規模(GMV)や成長率をマクロ的に確認できます。
「ビューティー系は伸びてるけど競合が多い」「フード系は成長率が高い」など、参入判断の材料として重宝します。
新しいカテゴリーに参入するかどうかを検討する際は、まずここで全体感を掴むのがおすすめです。
【実践テクニック】Kalodataを使った日本市場の商品リサーチ術
ツールの機能を知っているだけでは、なかなか成果に繋がりません。ここでは弊社が実際に行っている商品リサーチの手順をお伝えします。
手順1:カテゴリーを絞り込む
まずカテゴリー分析で「成長率が高いのに競合が少ないカテゴリー」を探します。成長率20%以上、かつ上位ショップの数が少ない分野が狙い目です。
手順2:売れ筋商品の共通点を見つける
カテゴリーを絞ったら、商品分析で売上上位の商品を10〜20個ほどリストアップします。価格帯、コミッション率、動画の見せ方に共通パターンがないか確認します。
手順3:成功しているクリエイターを分析する
その商品を売っているクリエイターを調べて、「どんな動画で売上を出しているか」を確認します。動画の構成や訴求ポイントのパターンが見えてくると、自社コンテンツの参考になります。
手順4:急上昇商品を定点観測する
これは週次でやっています。「売上爆伸び」タブや「新商品ランキング」を毎週チェックして、新しいトレンドの兆しを早期にキャッチする。地味ですが、この積み重ねが差を生みます。
最初のうちは、このプロセスに半日くらいかかっていました。でもKalodataのフィルター機能に慣れてくると、1〜2時間程度で一通りの分析ができるようになります。
Kalodataの料金プラン比較【2026年最新】
Kalodataには3つの料金プランがあります。
| プラン | 月額料金 | 主な特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| Starter | $45.90/月 | 基本的な商品・ショップ分析、1日50回の検索 | まず試してみたい個人セラー |
| Professional | $99.90/月 | 全機能利用可、クリエイター連絡先、1日250回検索、180日分の履歴 | 本格的に運用する事業者 |
| Enterprise | 要問い合わせ | API連携、無制限利用、複数アカウント対応 | 代理店・大規模チーム |
年払いにすると30%割引が適用されます。個人的な感覚ですが、実務で使うならProfessionalプランが一番コスパがいいと思います。Starterだとクリエイターの連絡先が見られないのと、検索回数の制限がやや厳しいので。
なお、LEAD ONEのプロモコード「TT134」を使えば、さらに割引が適用されます。登録時のクーポン入力欄に入力するだけなので、忘れずに使ってみてください。
Kalodataを使う際に知っておきたい注意点
便利なツールですが、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
データの精度には幅がある
Kalodataの数値は推計値です。
公式発表ではなく、公開チャネルのデータをAIモデルで精査しているため、実際の売上額と多少のズレが出ることがあります。「絶対的な数字」というより「相対的なトレンドの把握」として活用するのが正しい使い方です。
プランによって使える機能が違う
Starterプランではクリエイターの連絡先やAIサービスにアクセスできません。商
品リサーチだけなら十分ですが、インフルエンサーマーケティングまで視野に入れるならProfessional以上が必要です。
分析対象国の切り替えを忘れずに
デフォルトの分析対象国がアメリカになっている場合があります。
日本市場を分析するなら、右上の国設定を「日本」に切り替えるのを忘れないようにしましょう。これ、最初に気づかなくて「日本の商品が全然出てこない」と困ったことがあります。
まとめ
Kalodata(カロデータ)は、TikTok Shopのデータ分析において現時点で最も充実したツールの一つです。
商品リサーチ、競合分析、クリエイター選定——TikTok Shop運営に必要な情報が、このツール1つでほぼカバーできます。
特に日本市場はまだ参入者が限られているフェーズです。データを使って早めにポジションを取れるかどうかが、今後の勝敗を分けると感じています。
