ショート動画を初めて外注する企業がやるべき5ステップ【1本から依頼OK】

動画制作

「うちもそろそろショート動画をやったほうがいいのでは」——。そんな話が社内で出たものの、何をどう頼めばいいのかわからず、結局動き出せていない。そういう企業が、想像以上に多い。

弊社にも月に4〜5件ほど「動画をやりたいが初めてなので進め方がわからない」という問い合わせが入ります。10本・20本のまとめ契約ではなく、まず1本だけ作ってみたいという声です。

正直なところ、最初から月額プランで大量に発注する必要はありません。まず1〜2本を試して、反応を見てから本格的に動く。それが一番リスクの少ない始め方です。この記事では、ショート動画を初めて外注する企業が最短ルートで成果を出すための5ステップをまとめます。

【前提】なぜ今、企業がショート動画を外注し始めているのか

ここ1年で「ショート動画の外注」を検討する企業が急増しています。弊社への相談件数も前年比で2倍以上。背景はシンプルで、TikTok・Instagramリール・YouTubeショートが企業の情報発信チャネルとして定着したからです。

テキストのSNS投稿や静止画バナーと比較して、縦型ショート動画の情報伝達量は圧倒的に多い。15〜60秒で商品やサービスの雰囲気まで伝わる。採用でも「社風」を見せられる。そのため、これまで動画に縁がなかった中小企業にも需要が広がっています。

ただし、社内に動画制作のノウハウがない企業がほとんどです。スマホで撮って出しの動画をSNSに上げてみたものの、再生回数が3桁止まり——。「やっぱりプロに任せたほうがいいのか」と外注を考え始めるのが、典型的な流れです。

ステップ1:動画の「目的」と「使い道」を1つに絞る

初めての外注でありがちな失敗が、目的をぼんやりさせたまま発注してしまうこと。

「SNS全般に使えるような動画を1本」と依頼されることが時々ありますが、正直これは制作会社としてもっとも困るリクエストです。TikTokで伸びる構成とInstagramリールで受ける見せ方は微妙に違いますし、採用向けと集客向けでもトーンが変わる。

最初の1本は、用途を1つに絞ってください。

よくある目的と使い道の組み合わせ

  • 集客・認知拡大 → TikTokやリールに投稿して新規リーチを取る
  • 採用 → 「こんな会社です」を見せて応募者の動機づけに使う
  • 商品・サービス紹介 → LPやECサイトに埋め込んで購入率を上げる
  • 広告用素材 → TikTok広告やMeta広告のクリエイティブとして運用する

弊社の経験上、初めての外注で最も成果が見えやすいのは「商品・サービス紹介」です。既存のLPや営業資料に動画を1本追加するだけで、問い合わせ率が上がるケースを何度も見てきました。数値で効果が出やすいので、社内に「動画に投資する意味がある」と示すための実績にもなります。

ステップ2:予算感を把握して依頼先タイプを決める

ショート動画の外注費用は依頼先によって大きく変わります。ざっくり3パターンに分かれます。

依頼先費用目安(1本)向いている企業
フリーランス3,000円〜3万円社内に素材・ディレクションできる人がいる
制作会社(スポット)5万〜15万円企画から丸投げしたい・品質を安定させたい
運用代行(月額)月15万〜50万円月10本以上を継続的に出す体制がある

初めての外注なら、まず「制作会社にスポット(1本〜数本単位)で依頼する」のが現実的です。フリーランスへの依頼は安いですが、ディレクションスキルが求められます。運用代行は初回から月額契約を結ぶにはリスクが高い。

予算は8〜15万円を見ておくと、企画・撮影・編集・修正まで込みで1本しっかりしたものが上がります。「高い」と感じるかもしれませんが、制作した動画はSNS・LP・広告・営業資料と複数チャネルで使い回せるので、1回の投資で数ヶ月の運用素材になります。

費用相場をもっと詳しく知りたい方は、ショート動画の外注費用はいくら?相場と依頼先の選び方もあわせてご覧ください。

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ステップ3:素材と参考動画を事前に準備する

外注先が決まったら、発注前にやっておくべき準備があります。この準備の精度で、1回目の仕上がりが大きく変わります。

① 参考動画を3本選んでおく

「こんな雰囲気にしたい」を口頭で伝えるのは限界があります。TikTokやリールで「いいな」と思った動画を3本スクリーンショットかURLで保存しておく。テイスト・テンポ感・テロップの雰囲気がすり合わせの共通言語になります。

ここで重要なのは、同業種ではなく「テイスト」で選ぶこと。飲食店の動画の構成が、不動産会社のPR動画に使えることもあります。「自分たちの業界ではこういうのがない」と悩む必要はありません。

② 使える素材を洗い出す

社内にすでにある写真・動画素材・ロゴデータ・パンフレットなどを整理しておきます。ゼロから全部撮り下ろすよりも、既存素材を活用したほうがコストを抑えられます。

ただし、2〜3年前のスマホ撮影写真は画質的に厳しい場合があります。弊社では初回のヒアリング時に素材チェックも行い、「この素材は使える・これは撮り直しが必要」と具体的に判断しています。

③ 伝えたいメッセージを1行にまとめる

「この動画を見た人に、何を一番伝えたいか」を1行で書けるようにしておく。

例:
✕「うちの会社はアットホームで福利厚生も充実していて技術力もあって〜」
◯「社員の9割が未経験入社。育成に自信がある会社です」

15〜60秒のショート動画で伝えられるメッセージは基本的に1つ。複数のメッセージを詰め込もうとすると、結局なにも印象に残らない動画になります。

ステップ4:制作会社とすり合わせ〜納品までの流れ

初めての外注だと「何を聞かれて何を判断すればいいのか」が不安だと思います。一般的な制作フローを整理しておきます。

一般的な制作フロー(スポット制作の場合)

  1. ヒアリング・企画提案(1〜2営業日)
    目的・ターゲット・使い道・参考動画をもとに、構成案が出てきます。
  2. 構成案の確認・承認(1営業日)
    台本やカット割りの確認。ここで方向性を固めるのが重要。
  3. 撮影(1日)
    撮り下ろしの場合。素材支給なら省略されます。
  4. 編集・初稿納品(2〜3営業日)
    テロップ・BGM・エフェクト込みの動画が出てきます。
  5. 修正・最終納品(1〜2営業日)
    テロップの修正、カットの入れ替え、BGMの変更など。

スポット制作の場合、ヒアリングから最終納品まで5〜10営業日が目安です。「来週イベントがあるから急ぎで」という依頼はコストが上がる原因になるので、余裕を持ったスケジュールで依頼するのがおすすめです。

確認・承認で見るべきポイント

初稿が上がってきたとき、「なんとなくイメージと違う」で差し戻すと修正コストが膨らみます。以下の3点に絞ってフィードバックすると、やり取りが効率化します。

  • 冒頭2秒:SNSでは最初の2秒で離脱されるかが決まる。フック(引き)が弱くないか
  • テロップの読みやすさ:スマホの小さい画面で文字が潰れていないか
  • 全体のテンポ:間延びしている箇所がないか。ショート動画はテンポが命

この3つに集中してフィードバックするだけで、修正の往復が1〜2回で済むケースがほとんどです。

ステップ5:納品後にやるべき「効果検証」

ここを飛ばす企業が多い。でも、初めての1本で最も重要なのは「次に活かすためのデータを取ること」です。

SNS投稿の場合に見る指標

  • 再生回数:リーチ力の目安。ただし再生回数だけで良し悪しは判断できない
  • 平均視聴時間:最も重要。30秒の動画で平均15秒以上なら合格ライン
  • プロフィール遷移数:動画からプロフィールを見に来た人数。興味を持たれたかの指標
  • 保存数:「後で見返したい」と思われたか。アルゴリズムにも好影響

LP・広告で使う場合に見る指標

  • CVR(コンバージョン率)の変化:動画追加前後で問い合わせ率がどう変わったか
  • 滞在時間:動画があるページの平均滞在時間が伸びたか
  • CPA(広告の場合):動画クリエイティブの獲得単価

弊社がクライアントに必ずお伝えしているのは、「1本目の動画で大当たりする必要はない」ということ。1本目で基準値(ベンチマーク)を取り、2本目以降で改善していく。この考え方で進めると、動画投資を続けるかどうかの判断も数字で決められます。

逆に1本目の効果検証をしないまま「なんとなく効果がなかった気がする」と判断して動画をやめてしまうのが、一番もったいないパターンです。

LEAD ONEの現場から:初めて外注する企業にスポット制作を勧める理由

弊社に相談に来られる企業の約7割が「動画制作は初めて」という会社さんです。

その方々に最初から月額プランを提案することは、基本的にしません。まずは1本、あるいは3本のスポット制作を試してもらい、仕上がり・進め方・社内での使い勝手を体感してから次を判断していただく。これが弊社のスタンスです。

理由は単純で、動画の外注が初めての企業は「自社にどんな動画が合うか」がまだわかっていないからです。採用向けだと思って作ったら、SNS投稿に使ったほうが反応が良かった——。そんなケースは珍しくありません。月額で10本契約した後にそれに気づくと、方向転換しにくい。

スポット制作なら、1本ずつ用途を変えて試せます。1本目は商品紹介、2本目は採用向け、3本目は社長メッセージ——。どのタイプの動画が自社の目的に合うかを小さく検証してから、月額プランに切り替えるのが最もリスクが低い進め方です。

弊社のスポット制作は1本8万円〜、最短5営業日で納品。企画・撮影・編集まですべて込みなので、動画のことがよくわからなくても丸投げで大丈夫です。

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LEAD ONEのショート動画スポット制作は1本8万円〜・最短5営業日で納品。構成案の作成から撮影・編集・修正まですべて含まれています。

料金プラン(LIGHT / STANDARD / PREMIUM)の詳細やサービス内容は、下記のページからご確認いただけます。

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まとめ:初めてのショート動画外注は「1本から小さく始める」が正解

ショート動画を初めて外注するなら、以下の5ステップで進めてください。

  1. 目的と使い道を1つに絞る(集客・採用・商品紹介・広告)
  2. 予算感を把握して依頼先を決める(初回はスポット制作がおすすめ)
  3. 参考動画・素材・メッセージを事前に準備する
  4. 制作フローを理解してスムーズにフィードバックする
  5. 効果検証して次のアクションを判断する

いきなり大量発注する必要はありません。まず1本だけ作ってみる。その動画で「ショート動画が自社に合うかどうか」を確認してから拡大すればいい。

ショート動画制作会社の選び方を比較したい方は、ショート動画制作会社おすすめの選び方ガイドもご参照ください。福岡エリアでの制作を検討している方には、福岡のショート動画制作会社5選が参考になります。費用の詳しい比較はショート動画の外注費用相場まとめをどうぞ。

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